ハーレーのパーツ、ハンドルの重要性

ハンドル

ハーレーの醍醐味と言えば、カスタムをして自分だけのバイクを作り上げること。ということで、ハーレーのパーツはとても充実しています。その中でもハンドルは、3大パーツとも言われるほど重要です。今回はその選び方を考えてみましょう。

もちろん、他のパーツと同様、見た目も重要です。自分のバイクをどうかっこよくカスタマイズするか、がハーレーの楽しみ方の一つですから。外見の印象をがらりと変えることのできる部分なので、お好みのものを満足いくまで探して下さい。しかし、ハンドルを選ぶ際はそれだけでは良くありません。なんと言っても、バイクの操作に直接関わる部分だからです。自分や同乗者の命だけでなく、その周囲の人々の命にも関わります。

ですから、操作性、走行性などもよく考えて選ぶようにしましょう。人気があるだけあって、太さや形など、その種類は多種多様です。操作性、走行性はどうか、自分の走行スタイルに(もちろんバイクの特性にも)合っているかどうか、疲れすぎないか、考えてみて下さい。種類が多い分、探すのも大変ですが、それもまたハーレーのカスタムの面白さと言えます。外見も使いやすさも、自分にぴったりなものが見つかると良いですね。

看板

新旧のブレーキパーツの違い

ブレーキ

ハーレーのパーツの中でもブレーキは止まるという安全性能に関わる部分ですから、見た目だけでカスタマイズするのは問題があります。まず、ハーレーには新旧のシステムに違いがあるということを理解しておく必要があります。現行のハーレーならシングルディスクでも不満がなく走ることができますが、年式が古いものだと頼りなさを感じてしまうことがあります。

ディスクブレーキの構造は、油圧でパットを押してディスクを挟むというメカニズムです。1999年までのモデルは油圧でピストンを押す方式と、キャリパー全体が動いて両側からローターを挟む片押し1ポッドという構造が採用されていました。これに対して、2000年以降のモデルには向き合った4つのピストンがパッドを押し出す対向4ポッドに変更されました。

これで純正のパーツの制動力がパワーアップしています。パットを交換するのであれば、レジン、セミメタル、メタル、などの種類があります。それぞれ特性が違うので、好みのものを選んでカスタマイズしてみるといいでしょう。雨の日も走りやすくしたいのであれば、セミメタルやメタルなどが適しています。純正に不満があるなら社外製のパーツに取り替えてもいいです。

夕日ツーリング

ハーレーの消耗品 バッテリーとプラグ

ハーレーに乗っていると、日々のメンテナンスと、定期で交換しなければならない消耗品があります。代表的なものはプラグとバッテリーでしょう。

プラグ・バッテリーの交換時期は?

夕日ツーリング

それぞれの消耗品のメンテナンスを行うにあたって、適正な交換時期を把握しておくことが大切です。

ハーレーのプラグは、各年代やモデルによって種類が違いますが、一般的に3000〜5000kmの走行距離で交換が目安となっています。
ちょっと早い?と思われるかもしれません。もちろん10000km以上使って問題がない場合もあります。しかし、メンテナンス費用が高いものでもないですし、思わぬトラブルなどを防ぐためにもこまめに交換する方が良いとされています。

続いて、バッテリーについてですが、こちらはハーレーのマニュアルでは2年を推奨しています。実際のところこちらも、メーカー推奨期間よりも長く使っている方が多いと思います。これは、乗り方や頻度にもよりますので一概に同じ期間で交換とはいきません。しかし、こまめにということを考えると2〜3年を一つの目安と考えてもいいです。

ギリギリまで引っ張って、思わぬところでトラブルが出るよりは保険の意味で、先に交換しておくのも一つの手です。

バッテリーの充電方法や処分の方法について

ハーレーに乗らない時期がある人、それが特に長期になる場合は、充電をやっておくことが大切です。
「特に冬場には全く乗らない。」
というハーレーオーナーは、自然放電によるバッテリー上がりに注意しておいたほうがいいでしょう。充電器を持っていない場合は、バッテリーチャージャーを買って、家でセルフ充電行うこともできます。

またいらなったバッテリーの処理に悩む人も多いです。基本的には、普通ゴミとして出すことができないので、「廃品回収業者」「バイク店」「ガソリンスタンド」などで処理するのが一般的です。

バイク屋さんでバッテリー交換などを行った場合は、ついでに処理を頼むことができます。
廃品回収業者は物によっては、無料のところもありますが、売り物にならないものは有料になるケースもあります。